Process for reviving a C-vapor (WEECKE) after water damage
わたしが普段書いてる記事とは全く関係ないものですが、もし誰かの参考になればと共有させていただきます。
事の発端
会社近くの自販機でブラックコーヒーを買いました。仕事終わりにそれをカバンにいれて帰ったのですが、蓋がちゃんと閉まってなかったみたいで、中のコーヒー大量に漏れてしまいました。。
幸いパソコンやその他の電子機器は無事だったのですが(コーヒー臭くなりました)
わたしが愛用しているC-vapor(WEECKE)が起動すると”Protected E01“”Protected E02“という文字を表示するのみで、起動しなくなってしまいました。
特にProtected E02のエラーが表示されるときは、一瞬だけ加熱を試みるものの、すぐにエラーが出て停止してしまいます。おそらく加熱チャンバーの異常が原因ではないかと考えました。
このまま使えなくなってしまうのは死活問題なので、とりあえず中を開けて様子を見ることにしました。
分解作業
底面のカバーは爪で固定されているだけで、それを外すとネジが4本現れる仕様になっており、プラスドライバー1本で誰でも分解できる構造でした。
中はこんな感じになっていて、
左側の黒い部分が加熱用のチャンバーになっています。この状態では加熱プレートがみえなかったのでそこはアクセスが不可能なように見えます。
右側の緑の絶縁体が貼られた部分がヒーター制御用のモジュールだと思います。
赤と青のケーブルがみえることから、電源の供給と制御を行っているのじゃないかなと推測できます。
また、USBポートに基板が繋がっておりボタン制御などをここで行っているみたいです。
コーヒーがどこまで浸透しているか分からないため、ティッシュでできる限り水分を拭き取り、乾燥剤と一緒に密封して様子を見ることにしました。
完全復活
次の日、おそるおそる電源を入れてみると、無事に動作するようになっていました。おそらく、加熱チャンバーにわずかに残っていた水分が乾燥したことで、復活できたのだと思います。
まとめですが、電子機器が水没した場合、すぐに電源を切って可能な限り分解し、内部の水分を除去することが重要です。その後、乾燥剤と一緒に密閉してしっかり乾燥させれば、復旧の可能性が高まると思います。
おわり